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2017年10月17日 中村先生ご登壇『ビジネス教育出版社主催セミナー』レポート

テーマ:事例で学ぶ事業性評価融資実行のポイント

金融機関と会計事務所が同じ目線で学ぶ勉強会。 全国の金融機関様と、多くの会計事務所職員様が参加されていました。
事業性評価融資はこれまで貸せなかった企業へ貸出することですが、 不良債権にしないためには十分な情報収集が必要であること、ただし銀行自ら情報収集するのではなくローカルベンチマークの活用や税理士さんとの連携が 必要なことを、金融機関の組織の解説や具体的な例示を交えながら講義していただきました。

さらに、
「企業自身のBS、PL、CFだけを見て融資を検討する時代は終わった」
「地域全体を見てその中での企業の重要性から判断すべき」
との指摘は印象的で、近視眼的になりがちな我々コンサルタントも持つべき視点と強く感じました。
地域全体を見るとは…?ですが、地方の旅館の例(金融調査マニュアル別冊事例10)を題材に、 RESASから当該市町村の産業構造や人工動態、また観光客の動向を見ることの重要性やその具体的なやり方を実際の操作で解説していただきました。

金融機関側の視点では、「実際はそんなに簡単にいかない」といった意見もあるとすると推測しますが、 先生の提言される大局的な視点をもった思い切った転換を志していただければ、地域に多大な影響を与える、希望を持てると感じました。

翻って税理士の先生方におかれては、金融機関との個別交渉ノウハウ獲得や短期的な資金調達支援などにとどまらず、 中小企業経営者に情報開示や金融機関との信頼関係構築の重要性を啓蒙し、金融機関担当者とはどうすれば企業と地域を活性化できるかを 議論するくらい担っていただけたら…と思います。

我々は、そうした社会の創造に陰ながら寄与したいと強く感じました。